ゆとり薬剤師の業務日誌

無課金縛りでプレイしています。不定期更新。

2020.2 KC杯 蘇る

〜2019.11〜

 

「あれ。今日ログインしてたっけ。」

 

つまらない仕事で疲れ切った身体を、暖かい布団で包み込んだ後、暗闇の中でぼそっと呟く。

 

9月のKC杯以降、彼はログイン勢へと成り果てていた。

 

11月のKC杯など「もうやらなくてもいいか」という程に。

 

直前まで悩んでいた彼は、結局暇つぶし程度ではあるものの、闘いの舞台へと上った。

 

 

 

 

 

アレイスターの効果すら知らなかった。

 

だが、遊んでいるうちに効果を覚え、対策を講じると、だんだんと勝ち方が見えてくる。

 

その時、彼は思い出した。

 

カードゲームの面白さを。

 

そして、勝つ喜びを、、、

 

 

 

 

 

 

 

〜2019.12〜

 

緑や赤の煌びやかな光に街が包まれる頃、街道を歩む彼の顔つきは変わっていた。

 

右手に持つ端末に映し出されていたのは「不知火」の文字。

 

「アンデットで墓地活用か、、、うーんどうせ墓所されるんでしょ?しかも炎属性だからプルガトリオのいいエサじゃん。まあスルーかなあ、、、」

 

「石も溢れてるし、ミニBOXだから無課金としてはそろそろ引いておきたいところだが、、、」

 

 

ぶつぶつと呟く男を振り返る一般peopleを他所目に、彼はKCで勝ち抜くための算段を立てていた。

 

 

 

 

カードショップに新弾が実装され、並べられた不知火カードのイラストを眺める。

 

あれ、アンデットなのに女の子のイラストもあるじゃん。あまり可愛くはないけど、まあいいか。引いてみよう。

 

理論的には引くべきパックではないとの判断をしていたはずだったが、なんと彼はそれまで考えていたプランを全て放棄し、本能に従ったのだ。

 

そう、彼は決闘者である前に、漢だったのである。

 

 

 

 

カワイイは正義。

 

 

 

 

 

 

〜2020.1〜

 

自陣のモンスターが何故だか裏返っている。

 

伏せておいたはずの狡猾な落とし穴が、除外ゾーンからこちらを見ている。

 

闇遊戯が何やら台詞を吐いた。

 

墓地を温めていた妖刀の姿がみえなくなった。

 

次の瞬間、目の前が真っ暗になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

〜2020.2〜

 

いよいよ明日からKC杯が始まる。

 

だが、待て。

 

何やら身体の調子がおかしい。

 

顔が火照り、やけに肩こりがある。

 

彼は、ここに来て風邪をひいてしまったのである。

 

2020年突入以降、すでに2回も発熱を起こしている。

 

原因は明らかだった。

 

職場に、毎日保菌者が続々とやってくるのだ。

 

もはやバイオテロである。

 

マジで来んな。

 

こっちは大事なKC前だぞ、、、!

 

のどが痛いだの鼻が出るだの、、、

 

家で寝てりゃ治るわそんなもん。

 

ハッキリ言って、迷惑である。

 

 

 

 

 

 

幸か不幸か、金土は1日仕事だった。

 

土曜日までに治せば、耐え。

 

彼はこの2ヶ月間、お大事に〜と心にも無い言葉を発しながら、墓地シンクロを行い続け、KCに向け備えてきた。

 

こんなところで断念するわけにはいかなかった。

 

 

 

 

〜土曜日夜〜

 

1ターン前に抗生物質を、自身を対象に発動していたが未だに効果が現れない。

 

この裁定、どうなってるんですか?

 

仕事で疲弊した身体、、熱い、、頭も痛い、、

 

 

 

手札から速攻魔法「カロナール」発動。

 

「フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで体温が1℃ダウンし、痛みが無効化される。」

 

まだデッキに15枚残っている。これでKCが終わるまで無効化し続けることができる。

 

 

 

ランキングを見る。

 

は、8万、、だと、、!?

 

トップの猛者達は遥か彼方を走っていた。

 

だが、やるしかない。

 

 

 

下層はブラマジが多い事が予想されたのと、多少雑なプレイングでもサクサクと進めたかったため、まずは代償堕天使を握る。

 

ブラマジに対して8割近い勝率を出し、時々現れる芝ぬいにボコられる。

 

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この辺りで時計の針が0:30を指しており、体力的にも限界だったため、就寝。

 

 

 

 

〜日曜日〜

 

A.M. 9:00、起床。

 

まだ熱があったが例によって無効化し、闘いの場へと舞い戻る。

 

堕天使でサクサクと行けるところまで進めていく。

 

4〜5万に差し掛かったところで、中間層の沼地地帯へと突入。

 

ブラマジがいなくなり、墓所BFや芝ぬいが増え始めた。

 

召喚獣が依然として多く、積年の恨みを晴らすべく、奴らを潰すため、芝ぬいを握ってみることに。

 

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思うように伸びない。

 

日曜日21:00時点でまだ5万。

 

頭がぼーっとしていて、芝を刈った後の大量の情報を時間内に処理しきることができない。

 

何度もタイムアウト負けをしてしまっていた。

 

元々思考時間が長く、時間が足りなくなる傾向にあったため、自分には向かないデッキなのだと確信した。

 

 

 

ここからが勝負。

 

12月から使ってきた、罠ビ型の墓所不知火、大本命の出番である。

 

 

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月曜日の早朝5時。

 

ようやく6万へと突入。

 

その後も闘い続けるが、

 

金アイコンラインには触れることすらできずに終了。

 

もう、頭も身体も限界を迎えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終結果、使用した構築はこちら。

 

 

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なんとか銀アイコンは獲得。

 

悔しさはもちろんあるが、出来る限りのものは出し尽くしたと思う。

 

 

 

 

 

 

▶︎構築について

 

この順位なので、この構築が強い!という話をする気は無いが、構築する上で考えた事は以下のような点。

 

 

 

・物部3

説明不要。物部入りが最も理想的。ただ3枚では心許ないため、4枚目の物部として牛頭鬼を採用。先行で牛頭鬼を立て、★2妖刀落とす→次ターンに陰者落として墓地シンクロ、という動きも非常に強力なため、物部には無い強さも持つ。他の候補として、堕ち武者が挙げられる。モーレフ、底なしなどによる妨害を受けない点、狡猾・魔導陣などによる除去耐性がある点から高い安定感を持つが、1枚しか墓地肥やしを行えないためパワーは牛頭鬼に劣る。環境により使い分けが必要。

 

 

宮司1

宮司単体では初動にならない。陰者とセットで引く必要があり、初動枚数として計算に含むのは難しい。初手の物部や牛頭鬼で展開した後に、盤面に応じて宮司で必要なものを吊り上げ、一気に追い込みをかけていってほしいカード。ということは、初手には不要、後から引きたい。引けなくても別にいい。でも後からもし引けたら強い。故に1。

 

 

・★3 逢魔ノ妖刀

基本的には妖神を出すために用いられる。罠ビ型不知火において、妖神の強さが過小評価されていたように思える。自分のモンスターを選んで除外し、相手の前後ろ両方"選んで"破壊しつつ打点も上げるカードが弱いわけがない。後ろを敷く相手に対して、先行妖神立ては非常にプレッシャーを与えることができる。BFなど後攻ワンキルしてくる相手に対して防御札が少ない時に、物部→妖神→物部除外効果→防御札を引きにいく、という選択肢が生まれる点も優秀。

 また、除外された不知火を呼び戻す効果も優秀なため、後から素引きしても強く、入れない理由はない。

 

 

・聖槍

不知火には、プルガトリオに攻撃されると終わる、という大きな弱点が存在する。出されたプルガトリオを防御札などで処理しても、次のターンにまたアレイスターループから融合召喚されてしまい、こちらが守りきれずに負けるパターンが多い。召喚魔術発動時にアレイスターに聖槍を刺し、融合を不発にさせることでアレイスターループを断ち切りながら、プルガトリオも出させない、という守り方の方が圧倒的に強い。また、こちらのモンスターがカナ底などで妨害される際にも使用でき、攻守に及んで活躍する。非常に汎用性の高いカードであると判断したため、DURチケットで2枚目を入手し使用した。

 

 

・コズサイの不採用

その他採用札の候補としてコズサイも挙げられると思う。召喚魔術を止められない点が、聖槍より大きく劣る。また、相手のバック2伏せに対して、コズサイで適当にどちらかを抜いてから物部を出してシンクロするのは運ゲー感が否めず好みのプレイではない。まず物部を出して、相手の妨害が1枚飛んできた後に聖槍を撃てば、確実に1枚を止められる。コズサイ吹き荒れる現環境において、残りもう1枚はコズサイでした、なんてことはしばしば見かけるケースである。仮にもう1枚も妨害札だったとしても、聖槍1枚を後出しで使うことで、相手の妨害札を2枚吐かせる事ができる。

 リンクスにおいて「後出しが強い」という法則が存在する。これもその一例だろう。

 

 

・エネコン

今回、リミ2枠をエネコンに割いた。まずは先ほどと同様に、召喚魔術に対してアレイスターをエネパクすることで、不発にする事ができるからである。対BFにおいては、ライキリをエネパクするだけで、BF側はトドメを刺しきれなくなる場合が多い。相手のパクったモンスターを妖神のコストで除外して差し上げるのもお洒落。

 不知火の構築には、底なしなどで埋められたモンスターを何らかの手段で除去するカードが必須である。そのため、リミ2枠はエネコンか狡猾の採用になると思うが、後述するカナ底などの罠と共存しやすいことから、今回はエネコンの採用に至った。

 

 

・カナ底

主な役割としては、墓所BFに対する回答である。BFのバック干渉札の採用枚数は、概ね3〜4枚程度。それに対してカナ底の6枚+その他防御札で守る。これによる成果は数字にも現れていて、対BFの勝率は72%だった。

 その他のデッキに対しても、そもそもが汎用防御札であるため腐ることは無い。その一方で、裏側守備表示にしてしまう性質上、戦神による5500パンチのワンキルを狙いづらくなるというデメリットも存在する。もし持っていればデモチェを3積みしていたと思う。

 

 

・闇マジックミラー

アレイスター、モーレフ、BF、堕天使、キャバルリー、ロッド、イリュージョン、サンドラ、、、と実は現環境において意外と刺さる相手が多い。デモチェの代わりとして採用。

 

・防御札全般

群雄割拠した環境において、どれかのデッキだけに有効だが他では役立たない、というカードは入れるべきではない。そのようなものは一切採用せず、できるだけ丸い構築を目指した。そうすることで、デッキ相性による影響を少なくし、素の実力勝負に持ち込みやすくなる。

 

・デッキ枚数

芝ぬいがいるためもっと厚くしてもいい、という考え方もある。結論から言うと、デモチェが3枚あれば厚くしていたと思う。無いものはしょうがないため、薄い不知火を使うことにした。初動へアクセスしやすくなるため、薄いには薄いなりの強さもある。モンスター枠が10枚で、これより少なくすることが自分の罠ビ型不知火構築論では出来なかった。後ろの敷けていない不知火は弱いため、モンスター10枚に対して魔法罠を11枚にし、計21枚とした。

 芝ぬいに対してはそもそも墓所封印でメタっており、実際67%の勝率が出ているため厚くする必要はさほど無かったように思う。

 

墓所封印

召喚獣、不知火、ナビゲート、堕天使など、メタ範囲が広いため採用。

 

 

 

構築については、ざっとこんなところ?

 

 

 

 

 

 

 

▶︎総評

 

よくできました💮